TOP          –          ABOUT           –          理念を実現する具体的な取り組み

理念を実現する具体的な取り組み

01

オーガニックによる農業へのこだわり

バリア=ブンタウ省チャウドック県はベトナム国の中でも肥沃な土壌と綺麗で豊かな水に恵まれている事で、高品質なカカオ栽培が可能です。OCAのカカオ農園内には、バナナ、ココナッツ、カシューナッツ、胡椒、ザボン、ドラボンフルーツ、ジャックフルーツ、マンゴー、パパイア、ドリアンなどの複数の果実が栽培されています。私たちのベトナムの農園では、農薬や化学肥料を一切使用せず、自然の恵みを最大限に活かしたオーガニック農法を実践しています。

2024年10月現在、オーガニック国際認証(有機JAS(日本)、USDA(アメリカ)、EU(オーロッパ)、COR(カナダ))を取得しているカカオ農園はベトナム国内ではOCAが唯一の農園です。農園でのオーガニック国際認証の取得には、いくつもの障害があり実際に実現するには難易度が高いです。カカオは苗を植えてから収穫が軌道にのるまでに約5年もの期間がかかります。それまでの毎日のように農作業の記録をする等の手順があります。実際、多くの企業がカカオ農園でのオーガニックの国際認証取得を宣言していますが、未だに他社は実現していません。

OCA の農園は、農家との継続的な協力・信頼関係を築いた上で、多様な植物を共生させるアグロフォレストリーやパーマカルチャーの原則に基づいて管理されており、環境との調和を大切にしています。

私たちが提供するのは、安心と安全。
私たちの製品を通じて、人に優しい農作物、地球にやさしい農作物で環境にも社会にも優しい新しいライフスタイルを提案します。

02

カカオの全てを活かす

OCAオーガニックカカオ農園は、ベトナム平均である 700-800kg/ha と言われるカカオ豆の収量を大きく上回る、2,000kg/ha という 3 倍の収量を得ることが出来ているほど高い生産性を誇っています。

カカオポッド(カカオの果実)の中のカカオパルプ(果肉)に包まれた「カカオ豆」を発酵し焙煎しカカオ豆のカカオハスク(外皮)を剥き、粉砕・磨砕し砂糖を加えたものがチョコレート。多くの農園ではカカオ豆以外の部分は産業廃棄物として大量に捨てられてしまっています。OCA JAPANでは、カカオの全ての部位を無駄にせず、アップサイクルを積極的に推進しています。カカオパルプを使った生搾りジュース、それを1年かけて自然発酵させ無添加(酵母、アルコール、糖分等)で醸造したカカオワイン(カカオリキュール)や、カカオハスクを利用したお茶など、廃棄物を最小限に抑えた製品開発を行っています。

さらにはベトナムでは山羊の餌だった、カカオポッドの皮を、加工食品・堆肥・バイオマス燃料への活用を進めています。また、カカオの葉も、緑茶・紅茶などの活用を模索中です。カカオバター、カカオハスク、カカオパウダーなどの、一般的に食品として利用されるカカオ一次加工品の、化粧品ジャンルへの活用も行っています。

この取り組みは、持続可能な開発目標(SDGs)にも貢献し、資源の有効利用を図っています。OCAは、カカオ全ての部位を使用することで、地方都市での新産業の創造、収益の増加、地方への回帰をもたらすと考えています。

私たちの農園は大規模なものでは無く、それぞれの個性をもった1haから3haほどの小規模農家です。しかし小さな農園でも、大自然という大きな労働力があります。ここでは人間は支配者ではなく、昆虫や小動物も協力して世界を形作っています。農園内では、害虫駆除やカカオの受粉を蟻が行います。犬、猫、アヒル、が自由に走り回り、鶏が歩くことで土を優しく耕しています。天敵である鶏と猫が寄り添って寝ている姿には驚く人も多いです。

OCAは、農家と信頼関係を目指しながら、彼らの技術向上と経済的安定を支援しています。 特に、オーガニック農業の実践には時間と労力がかかりますが、OCAはその過程を丁寧にサポートし、フェアトレードに基づく公正な取引を実現しています。また、2023年に設立した農業協同組合を通じ、地域全体で持続可能な農業を推進しています。農業が儲からないという過去のイメージを覆し、スマートで利益を生み出し産業に変革しようとしています。農業協同組合の設立や、地域全体の農業振興を通じて、より良い未来を共に築いていくことが私たちの願いです。

03

フェアトレード、地域社会への貢献

私たちの農園は大規模なものでは無く、それぞれの個性をもった1haから3haほどの小規模農家です。しかし小さな農園でも、大自然という大きな労働力があります。ここでは人間は支配者ではなく、昆虫や小動物も協力して世界を形作っています。農園内では、害虫駆除やカカオの受粉を蟻が行います。犬、猫、アヒル、が自由に走り回り、鶏が歩くことで土を優しく耕しています。天敵である鶏と猫が寄り添って寝ている姿には驚く人も多いです。

OCAは、農家と信頼関係を目指しながら、彼らの技術向上と経済的安定を支援しています。 特に、オーガニック農業の実践には時間と労力がかかりますが、OCAはその過程を丁寧にサポートし、フェアトレードに基づく公正な取引を実現しています。また、2023年に設立した農業協同組合を通じ、地域全体で持続可能な農業を推進しています。農業が儲からないという過去のイメージを覆し、スマートで利益を生み出し産業に変革しようとしています。農業協同組合の設立や、地域全体の農業振興を通じて、より良い未来を共に築いていくことが私たちの願いです。

04

トレーサビリティの確保

私たちのカカオとその加工品は、農園から加工・販売・輸出に至るまで、全過程でトレーサビリティが明確に確保されています。消費者の皆様に安心して製品を選んでいただける環境を整えています。私たちの透明性は、製品に対する信頼を築くための基盤です。オーガニック国際認証の取得を導入したのは、無名のブランドOCAの認知度向上と共に、販路拡大そして、最も大きな理由は、世界で最も明確なトレーサビリティの明確化です。OCAのカカオ加工場も、カカオ農園同様に4つのオーガニック認証(JAS/USDA/EU/COR)を取得しています。

OCAのカカオ・カカオ加工品は、農園から製造加工そして販売・輸出まで全てのトレーサビリティが明確です。日本のオーガニック消費者の多くは、自身の身体の健康の為という考え方が中心ですが、農薬と化学肥料を使わない自然循環型の農業は、土を豊かにし元々綺麗な水を科学的な物質で汚すこと無く土を通して地下へ川へ海へ戻すことによって海洋資源にも良い影響を与え、地球環境の好転へと繋がります。

上部へスクロール