
シンチャオ♪
現在、私たちが茨城県境町で進めている新拠点「礎(いしずえ)」プロジェクトは、単なる日本支店の設立ではありません。それは「グローバル経済の脆弱性」を乗り越え、新しい循環の形を創るための重要な戦略です。
昨今の国際的な紛争による原油・ナフサ不足の影響で、日本国内で商品を包むパッケージすら手に入らないという異常事態が起きています。一つの国のトラブルが、瞬時に地球の裏側のモノづくりをストップさせてしまう。この極度に最適化されすぎたグローバルサプライチェーンの中で、地方の産業は常にリスクに晒されています。
だからこそ、私たちは「強いローカル同士を直接結びつける」ことに活路を見出しています。ベトナム・チャウドゥクの豊かな土壌が育んだカカオと、日本の境町が誇る特産品(干し芋など)の力強い掛け合わせ。巨大な市場を通さず、生産者と地域が直接手を結び、新しい価値を生み出すコミュニティ・ハブを創ること。
想定外の遅延という試練の中にあっても、年末の販売開始という目標に向けた私たちの足取りは力強さを増しています。「礎」は、分断されがちな世界において、地域と地域が直接つながる「レジリエンス(回復力)の高い経済」を実現するための、壮大な社会実験でもあるのです。



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