【ベトナム発】「何故?」が生む軋轢。オーガニックカカオに日本品質を求める孤独と文化の壁

シンチャオ♪

OCAは「日本品質」を前面に出して活動しています。ベトナム国内では「衛生面もしっかりしている」と評価されますが、正直に言えば、日本の厳しい基準から見れば、まだまだ到達できていない部分が多々あります。今日は、その基準を引き上げようとする中で直面している、文化の壁と私の孤独について本音で書きます。

旧バリア-ブンタウ省は今、急激にグローバル化し、経済発展した国と同等の品質やサービスが求められる時代に入りました。これに合わせて、私は社内で日本式の「改善」を求めるようになりました。問題が起きたとき「何故それが起きたのか?」と根本原因を徹底的に問い詰めるやり方です。しかし、これが現地スタッフとの間に大きな軋轢を生んでいます。

私の窓口となってくれている、日本留学経験もある者をはじめ、管理メンバーからは「代表はなんでも『何故』と問い詰める。ベトナムのやり方ではない」と強い嫌悪感を示されるようになりました。「Hiroは変わってしまった。やっぱり他の日本企業と同じだ」と。

毎日が言葉の壁との戦いであり、この状況に、私は今、経営者として深い孤独と辛さを感じています。しかし、ここで迎合してしまえばOCAに未来はありません。日本がかつて高度経済成長期に品質を磨き上げたように、ここが正念場です。今は多少嫌われてもいい。妥協せず「何故」を問い続けること。それが、この地から世界へ通用するブランドを創るための、私に課せられた責任だと思っています。

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