境界を越えた「適地適作」。ベトナム産カカオで地球規模で捉える真のパートナーシップの姿

シンチャオ♪

昨今、地球環境の破壊や気候変動が深刻に叫ばれる中で、日本国内でもビニールハウスを建て、多大なエネルギーを使って暖房を焚き、カカオを栽培しようという試みが注目を浴びています。しかし、私は一度立ち止まって考えたいのです。自然の理に反し、膨大な化石燃料や電力を浪費してまで、本来カカオの気候に適さない場所で無理に作らせることに、本当に意味があるのでしょうか。私には、地球環境を守ると言いながら、一方でそのような無駄なエネルギーを浪費する姿勢がどうしても理解できません。

私たちが強く提唱するのは「適地適作」という考え方です。カカオにとって最適な風土を持つ場所で、太陽と雨という自然のエネルギーを最大限に活かして育てること。人間が勝手に引いた「国」という境界線を一度取り払い、地球という一つの生命体の中で物事を捉えるべきではないでしょうか。日本の会社や人が、カカオの生産に最も適しているベトナムのような地へ赴き、現地の皆さんを単に「支援」の対象とするのではなく、対等な立場で「共につくる」。それこそが私が理想とする、これからの時代のモノづくりの形です。

今、世の中で語られる「フェアトレード」の多くは、生産地と消費地が分断されたまま、形式的な取引に終始しているように感じます。私たちがチャウドゥクの実践を通じて実現したいのは、生産者が誇りを持って最高のものを作り出し、日本の消費者がその背景にある空気感やストーリーまでを丸ごと共有する、真の共生関係です。バリア=ブンタウの豊かな自然があってこそ、今のOCAがあり、日本の皆様にこの感動を届けることができる。この地球規模での「当たり前の循環」こそが、100年後の未来へ繋ぐべきリジェネラティブ(環境再生)な道のりであると確信しています。国境を越え、魂で繋がり、自然に感謝しながら歩む。OCAの旅は、この豊かなチャウドゥクの大地から、さらに世界へと広がっていきます。

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