
シンチャオ♪
72時間という長い時間をかけて練り上げられたチョコレートに、最後に「輝き」と「究極の口溶け」を与えるのが「テンパリング(調温)」です。OCAにはテンパリングマシンも完備していますが、私たちの真骨頂であり、最も大切にしているのは職人による「手作業」でのテンパリングです。
これは、冷たく清浄な大理石のようなテーブルの上に温かいチョコレートを広げ、ヘラを使って温度を調整していく非常に伝統的な手法です。職人はデジタル温度計を片手に、チョコレートを薄く扇形に広げては混ぜ合わせる動作を繰り返します。これにより、カカオバターの結晶を、最も安定し、かつ融点の高い「V型結晶」へと精密に整えていくのです。
この工程が完璧にいかないと、チョコに艶が出ず、表面が白くなる「ファットブルーム」という現象が起きたり、口の中でスッと溶けるあの官能的な感覚が失われたりします。1度、いえ、コンマ数度の温度変化が勝負を分けます。大理石の上でチョコレートが美しく、生き生きと形を変えていく様子は、まさに職人が織りなす芸術そのものです。
チャウドゥクの若いスタッフたちが集中して温度計と対話し、チョコレートと向き合う姿には、OCAの未来と、受け継がれる技術の魂を感じます。機械任せにしない、人の感覚と指先を通したテンパリング。だからこそ、OCAのタブレットは、箱を開けた瞬間の気品ある輝きが違うのです。本物のクラフトマンシップが、一枚一枚に宿っています。


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